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都遊協理事会、高射幸性パチスロ機の設置比率を報告

toyukyo

 

東京都遊技業協同組合(都遊協)は7月26日、東京都新宿区の遊技会館において定例理事会を開催。業界全体で取り組む高射幸性パチスロ機の削減に向けた現状について報告が行われた。

 

今年5月末時点における全国ホールの高射幸性パチスロ機の設置台数は31万3759台(前月比1万1278台減)。設置比率18.64%(同0.73%減)となっている。また同様に、新基準に該当しないパチスロ機の設置台数は40万616台。新基準に該当しないパチスロ機のうち、高射幸性パチスロ機が占める割合は78.32%となった。少しずつであるが、高射幸性パチスロ機の設置台数や設置比率は減少傾向となっている。

 

高射幸性パチスロ機の削減については、全日遊連が本年4月の理事会で、2019年1月末に設置台数の15%以下とするなど、段階的に設置比率を削減していく自主規制を決議。同施策はホールだけで進めるのではなく業界全体で進めることとし、6月5日には業界6団体(全日遊連、日遊協、日工組、日電協、全商協、回胴遊商)で「高射幸性回胴式遊技機の取り扱いについての合意書」を締結している。

 

また合わせて全日遊連では、高射幸性パチスロ機の削減を推進するため、日電協に対して、6号機の早期市場導入や一般ファンへの周知を目的としたイベント開催、5.9号機の低価格販売、高射幸性パチスロ機の下取り優遇などの協力要請を行っていた。

 

これに対して日電協は6月19日、文書で協力要請に対し回答。6号機のイベントについては今年11月に日電協、日工組、回胴遊商で「パチスロサミット」を開くこと、低価格販売や下取りについても組合員メーカーに通知したとしている。

 

[2018年8月6日・日刊遊技情報]

 

東京都遊技業協同組合(都遊協)