「サンキューグループ」は愛知県名古屋市に本社を置き、首都圏を中心にパチンコホールを店舗展開するチェーン企業である。経営店舗の大半は「将軍」の屋号を冠しており計８店舗を運営。その内訳は東京都（５店舗）、埼玉県（１店舗）、山形県（１店舗）、そして岩手県（１店舗）だ。

１店舗あたりの平均設置台数は約４０８台と、小・中規模ホールのみの構成となっている。比較的満遍なく経営資源を投入している点も特色の一つといえそうだ。

むろん御膝元となる愛知県でも複数のパチンコホールを展開してきたが、２０２１年１月に『ジャスティス江南店』が閉鎖すると、２０２１年３月には『将軍知多店』と『スロットジャスティス港店』を同時期に閉店。結果的に、地元での運営ホールが無くなるという珍しいケースになっている。故に、同社については東京の企業グループだと思っている方もいるかもしれない。

このようにコロナ禍以降ではスリム化を推進していて、２０２３年には２軒の店舗閉鎖が確認されている。

※コロナ禍以降の閉鎖・売却店舗
２０２０年５月：『将軍八王子店』（東京都２６７台）
２０２１年１月：『ジャスティス江南店』（愛知県２６６台）
２０２１年３月：『将軍知多店』（愛知県３５６台）
２０２１年３月：『スロットジャスティス港店』（愛知県パチスロ専門店１４０台）
２０２２年１月：『将軍柳沢店』（東京都３４４台）
２０２２年５月：『将軍南越谷店』（埼玉県３４０台）
２０２２年７月：『将軍横手店』（秋田県４１３台）
２０２３年１月：『パチンコ＆スロット　ジャスティス１８』（栃木県４７２台）
２０２３年１月：『ＳＨＯＧＵＮ幕張店』（千葉県２７２台）
（２０２３年１２月１日記載）