「第一物産グループ」は京都府を中心にパチンコホールを店舗展開するチェーン企業である。経営店舗は主に「エンターテイメントオメガ」の屋号を冠しており計１５店舗を運営。その内訳は京都府（１０店舗）、滋賀県（２店舗）、石川県（２店舗）、そして福井県（１店舗）だ。１店舗あたりの平均設置台数は約４７３台と小・中規模ホールが目立つ。

２０１６年の元旦には『エンターテイメントオメガ湖南店』が新築物件としてグランドオープンを果たしていた。ちなみに同店は１１１１台の設置台数を誇り、オープン日は１月１日の午前１１時。元旦のオープンにも驚かされたものだが、とことん「１」並びにこだわったことでユーザーへのイメージ付けには十分な効果があったことだろう。しかしながら本年９月に延田グループへと事業承継されている。

引き続き事業のスリム化を推進している様相がうかがえ、２０２３年には４軒の店舗閉鎖が確認されている。

※コロナ禍以降の閉鎖・売却店舗
２０２１年３月：『エンターテイメントオメガ金津店』
２０２１年８月：『エンターテイメントオメガ福久』
２０２１年８月：『エンターテイメントオメガ西泉』
２０２２年３月：『エンターテイメントオメガ金津』（福井県２９６台）
２０２２年４月：『エンターテイメントオメガ板垣』（福井県２６６台）
２０２２年４月：『エンターテイメントオメガ大津』（滋賀県２３９台）
２０２２年６月：『オメガ野々市パートⅡ』（石川県２９９台）
２０２３年６月：『エンターテイメントオメガ長田』（石川県３９５台）
２０２３年８月：『オメガミュージアム栗東』（滋賀県３００台）
２０２３年８月：『オメガ千代原口１番館』（京都府２７１台）
２０２３年９月：『エンターテイメントオメガ湖南』（滋賀県１１１１台）
（２０２３年１２月１日記載）