「扇屋商事グループ」は宮城県にてパチンコホールを店舗展開する有力チェーンである。経営店舗は全て「パラディソ」の屋号を冠しており計１５店舗を運営。１店舗あたりの平均設置台数は約６４９台と中規模ホールが多いものの、高集客店舗を多数保有するなど、文字通り宮城県を代表する企業グループの一つと評してよいだろう。

２０１３年には『パラディソ仙台東インター店』をグランドオープンし、２０１５年には『パラディソ沖野店』を大改装。ただし以降は大きな動きがそれほど見られなかった同グループ。そしてその間に「ＮＥＸＵＳグループ（Ｄステーション）」が宮城県下にて次々とオープンを敢行したのは記憶に新しいところだ。地元の雄としては忸怩たる思いがあったかもしれない。それに対し反撃の狼煙というわけでもないのだろうが、２０１８年末には『パラディソ小鶴新田店』の居抜き出店を実施していた。

なお、２０２３年には２軒の店舗閉鎖が確認されている。

※コロナ禍以降の閉鎖・売却店舗
２０２１年１１月：『パラディソ古川店』（宮城県３９２台）
２０２２年　５月：『パラディソ長町南店』（宮城県５５６台）
２０２３年　１月：『ライトハウスパラディソ塩釜』（宮城県１９６台）
２０２３年　１月：『パラディソ塩釜店』（宮城県３２８台）
（２０２３年１２月１日記載）