「三栄グループ」は山陰地方を中心にパチンコホールを店舗展開するチェーン企業である。経営店舗は主に「ジャンボマックス」の屋号を冠しており計８店舗を運営。その内訳は島根県（５店舗）、鳥取県（２店舗）、そして広島県（１店舗）だ。１店舗あたりの平均設置台数は５８４台で、中規模以上のホールが多い店舗構成となっている。山陰地方を代表する企業グループの一つと評してよいだろう。

同社最大規模を誇る『ジャンボマックス８８８鳥取店』（８８８台）や『ジャンボマックス７７７出雲』（７７７台）などが名実ともに旗艦店舗と評せる。それぞれコロナ禍以降に屋号変更を伴う改装オープンを実施していた。

２０１６年に『ジャンボマックス大州店』がグランドオープンしていた。同店は『トーヨー大州店』跡地への居抜き出店となっている。ただしそれ以降は新規出店等の大きな動きは特段見られていない。

一方で、２０２０年８月には『ジャンボマックスＪＭ』が閉店。また、２０２１年１２月より『ジャンボＪＭ米子店』（鳥取県パチスロ専門店２２４台）が休業している。

※コロナ禍以降の閉鎖・売却店舗
２０２０年　８月：『ジャンボマックスＪＭ』（島根県パチスロ専門店２４０台）
２０２１年１２月：『ジャンボＪＭ米子店』（鳥取県パチスロ専門店２２４台）
（２０２３年１２月１日記載）