「喜久家グループ」は東海地方および首都圏にてパチンコホールを店舗展開するチェーン企業である。経営店舗は全て「キクヤ」の屋号を冠しており計７店舗を運営。その内訳は岐阜県（４店舗）、愛知県（１店舗）、千葉県（１店舗）、そして大阪府（１店舗）だ。１店舗あたりの平均設置台数は約８４４台で、大型店中心の構成となっている。中でも、１０００台超の規模を誇る『キクヤ春日井店』および『キクヤ穂積店』といった旗艦店舗は、特に高集客をみせる優良ホールと評せるだろう。

一昔前には４０軒近い店舗を運営するチェーン企業であったが、ずいぶんスリム化を推進。近年ではグランドオープンなどの大きな動きもみられておらず、既存店舗の底上げに注力しているようだ。新台導入意欲は高く、遊技機１台あたりの資産価値金額も全国平均数値を大きく上回っている。

２０２１年９月には『キクヤ戸田店』を回天グループへと売却していた。これにより埼玉県下での経営ホールは無くなっている。

また、２０２２年１１月頃には運営店舗の一覧に『ゴールド・ヒル大野芝店』と『ＨＡＬＵＬＵ』の２店舗が新たに加わっていた。なお、この両店は大阪府堺市に本拠を置く株式会社アルパインＨＤが営業してきたパチンコホールだ。

既に２０２３年２月に『キクヤ堺北店』が屋号変更オープンしており、それに次いで『キクヤ堺本店』が『ゴールド・ヒル大野芝店』跡地への新築出店を予定している。

※コロナ禍以降の閉鎖・売却店舗
２０２０年　４月：『キクヤ関店』（岐阜県４００台）※宝塚グループへ売却
２０２１年　９月：『キクヤ戸田店』（埼玉県５５５台）※回天グループへ売却
２０２３年１１月：『キクヤ昭島店』（東京都８１１台）※メッセグループへ売却
（２０２３年１２月１日記載）