「アムズグループ」は宮城県および沖縄県などでパチンコホールを店舗展開するチェーン企業である。経営店舗の大半は「アムズガーデン」の屋号を冠しており計１４店舗を運営。その内訳は宮城県（７店舗）、沖縄県（６店舗）、そして福島県（１店舗）だ。

なお、以前は「夢屋」の屋号もそれなりに見られたが、ブランドイメージの統一化を図る中で『夢屋三原店』以外は全て「アムズガーデン」となっていた。

１店舗あたりの平均設置台数は約４４７台で、小中規模ホール中心の店舗構成。それでも（低貸営業中心ながらも）比較的顧客に支持される店舗が多く、安定感のある企業グループという印象である。特に『アムズガーデン泡瀬店』（沖縄県４７５台）は高集客を誇っている優良ホールと評せるだろう。

２０１７年末には宮城県大崎市にて『アムズガーデン古川店』を居抜き出店しており、これが約６年ぶりのグランドオープンであった。そして２０２１年１０月８日に沖縄県うるま市にて『アムズエース具志川店』がグランドオープンを果たしたばかりだ。沖縄県内に限れば同社でおよそ９年ぶりとなる新店であり、３キロほど離れた場所には既存店舗も位置している。あえてガーデンではなく「アムズエース」の初屋号を冠したことには差別化を図る意図もあったのだろうか。

※コロナ禍以降の閉鎖・売却店舗
２０２１年１１月：『夢屋三原店』（沖縄県２２２台）
（２０２３年１２月２日記載）