ユニバーサルの訴訟で東京地裁がアクセスジャーナルに165万円の損害賠償命令
ユニバーサルエンターテインメントは1月24日、同社がアクセスジャーナルのウェブサイト上に掲載された記事により名誉毀損または信用毀損により損害をこうむったとして1億円の損害賠償を求め提訴していた訴訟で、東京地裁は1月20日、アクセスジャーナルおよび同社代表に対し165万円の支払を命じる判決を下していたと公表した。ユニバーサル側の実質的な勝訴となった。
アクセスジャーナルによる一連の報道には、ロイターおよび朝日新聞が追従。ユニバーサルではこの2社に対しても訴訟を提起しており、東京地裁で現在審議中となっている。ユニバーサルがカジノリゾート計画に便宜を図る見返りとしてフィリピン当局に賄賂性のある資金を提供したと報じた。
東京地裁はアクセスジャーナルに対し、賠償金支払いのほか、記事の削除、謝罪広告の掲載を命じた。ユニバーサルはこの判決に対して「ほぼ全面的に当社の主張が受け入れられた」との見解を示した。
アクセスジャーナルは、ジャーナリストの山岡俊介が代表を務め、2004年より一部有料のネット情報紙を発行している。
[2月3日・日刊遊技情報]