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ゲンダイ、2015年3月期第2四半期決算短信を発表 ~GW前グランドオープン減少などで広告需要減で利益減、通期予想の下方修正も

パチンコホールの広告事業を基幹事業とするゲンダイエージェンシーは17日、2015年3月期第2四半期決算短信[日本基準](連結)を発表した。広告事業の減益などにより営業利益は対前年同四半期比で25.9%の減少となった。あわせて同日、通期の連結業績予想の下方修正を発表した。

期間中にあったゴールデンウィークに合わせたグランドオープン案件が減少した結果、大型告知案件需要が当初計画比で減少した。その理由を、一昨年の広告規制に加え、建築資材高騰、作業人員の不足にあったと分析。ただ同社では前期末に、通販事業に特化した広告会社のユーアンドユー社を子会社化しているため、取引店舗数は増加しており、同四半期でも前期同期間並の売上は確保した。

同四半期における連結経営成績は、売上高87億3600万円(対前年同四半期増減率プラス2.0%)、営業利益6億5700万円(同マイナス25.9%)、経常利益6億7300万円(同マイナス24.3%)、四半期純利益4億100万円(同マイナス27.3%)。

業績予想修正の理由として、パチスロにおける型式試験の方法の変更を挙げ、これが新機種の市場投入の停滞、ひいてはホールの出店計画にもマイナスに作用することを指摘する。修正後の2015年3月期通期業績予想は、売上高173億円(4月18日発表の前回予想値との増減額マイナス12億円、増減率マイナス6.5%)、営業利益14億5000万円(同マイナス2億5000万円、マイナス14.7%)、経常利益14億5000万円(同マイナス2億5000万円、マイナス14.7%)、当期純利益9億円(同マイナス2億円、マイナス18.2%)。配当予想の修正は行われていない。

[2014年10月27日・日刊遊技情報]

ゲンダイエージェンシー

GW-20141027-131917