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ダイコク電機、2015年3月期第2四半期決算短信を発表~前年同期比、情報システム増、制御システム減

ダイコク電機は12日、2015年3月期第2四半期決算短信[日本基準](連結)を公表した。主に周辺機器などを販売する情報システム事業では、CRユニット「VEGASIA」と情報公開機器「BiGMO PREMIUM」を中心に製品販売が好調に推移したことなどにより、対前年同四半期で売上高が増加した。

一方、遊技機メーカーに遊技機の制御システム販売を行う制御システム事業では、表示ユニットの販売台数では前年を上まわったものの、遊技機メーカーのコスト低減の動きからリユース品の比率が高まったことにより売上高は低下した。同社では周辺機器の販売好調に加え、システム事業の研究開発費計上が第3四半期にずれ込んだこともあって、10月27日に第2四半期業績予想を上方修正していた。

同四半期の連結経営成績(累計)は、売上高278億9200万円(対前年同四半期増減率プラス7.8%)、営業利益21億7000万円(同マイナス12.7%)、経常利益22億3500万円(同マイナス12.7%)、四半期純利益14億7200万円(同マイナス4.6%)。直近公表の通期業績予想の修正は発表されていない。

セグメント別では、情報システム事業は売上高182億1700万円(対前年同四半期増減率プラス17.1%)、セグメント利益26億1800万円(同プラス11.3%)。制御システム事業は売上高96億7500万円(同マイナス6.2%)、セグメント利益3億6900万円(同マイナス27.2%)。

また同社は12日開催の取締役会で、9月30日を基準日とする余剰金の配当(中間配当)を決議し、同日公表した。1株あたりの配当金決定額は10円(前期第2四半期末実績は20円)。配当予想は期末30円、年間40円(前期実績は期末60円、年間80円)。

[2014年11月20日・日刊遊技情報]

ダイコク電機株式会社

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