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厚労省、ギャンブル依存症の調査結果を発表 ~過去1年以内で約60万人が依存症の疑い

厚生労働省は3月31日、ギャンブル依存症などに関する調査結果を発表した。

 

今回の調査は2016年の秋に国立病院機構久里浜医療センターが中心となり、大阪市など11都市で実施、993人が回答した。その結果、過去1年以内でギャンブル依存症が疑われる状態にある人は成人の0.6%、約60万人と推計。また生涯を通じてギャンブル依存症の疑いがあるとされた人は2.7%で、約280万人となった。ちなみに同センターが2013年に調査した時点では、約536万人がギャンブル依存症と推計されており、数字が大幅に改善した要因には、「対象を都市部に限ったこと」を挙げている。

 

今後は調査対象を全国1万人に広げ、より詳細な調査の実施を予定。調査結果は今夏に公表するとしている。

 

[2017年4月6日・日刊遊技情報]

 

厚生労働省

 

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