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全日遊連、通常総会を開催 ~規則改正は依存対策が中心

全日本遊技事業協同組合連合会(全日遊連)は23日、東京都港区高輪のSHINAGAWA GOOSにおいて第26回通常総会を開催した。

 

総会では全8号議案全てを可決承認。役員補充選任では、新たに3名が理事として選任された。

 

阿部理事長は冒頭の挨拶の中で先日19日、警察庁から業界6団体に対して行われた風営適正化法施行規則の改正についての概要を説明。「改正の趣旨は依存防止対策について推進する内容が中心となっており、今後、ホール、メーカーともに新規則に沿って進んでいかなければならない。もちろん依存問題の解決には高射幸性遊技機の撤去についても着々と進めなければならず、そのためには関係団体の協力が大前提であり、連携を図りながら一日も早く健全な遊技環境が構築できるよう進めていきたい」と述べ、様々な問題に業界が一丸となって取り組み、また継続して行うことが重要とした。

 

当日は、議事に先立ち表彰式を実施。退任した組合関係者に対しては感謝状を、ファン感謝デーや共同購買事業などで貢献度の高い都府県方面遊協に対しては事業振興表彰状をそれぞれ贈呈した。

 

総会後の懇親会では来賓を代表して警察庁保安課の小柳誠二課長が登壇。「最近では安心パチンコ・パチスロアドバイザー制度を立ち上げるなどパチンコ依存問題対策へ積極的に取り組んでいると承知している。依存問題対策を含めた業界の健全化は私どもにとっても重要課題のひとつで、一層推進していきたいと考えており、今後ともご理解、ご協力をお願いしたい」と話した。

 

[2017年6月27日・日刊遊技情報]

 

全日本遊技事業協同組合連合会(全日遊連)

 

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