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皇居の松の木を見て考える【主婦与太子は見た】

皇居の松の木が誰によって植えられたかは、明確な記録が残っていないため、はっきりとはわかっていません。しかし、一般的には、徳川家光が植えたとされる説があります。

松の木について調べようとすると、とにかく日本人にとって特別な木なのだと語りまくる資料がわんさか出てきます。確かに、日本を代表する木のひとつです。でも語りまくる資料と、実際の人気がいまいち比例していないような。

特別とされる理由その1。古来より日本の風土に適応しており、強い生命力を持つことが知られています。特に、日本の冬には雪にも負けずに生き抜くことができ、日本の風景に欠かせない存在。

愛されてる理由その2。松の木には多くの文化的な意味合いがあります。例えば、松は「不老長寿」の象徴とされ、長寿を願う願い事に松の枝を使う習慣があるほか、新しい年を迎える際には松の枝を飾ることで縁起を担ぐ習慣もあります。

大切にされてきた証拠その3。日本において、松の木は武士や武家の象徴ともなっています。そのため、松の木をシンボルとした武家の家紋が多く存在します。また、古くから茶道や盆栽においても松の木が使われ、芸術的な価値が認められています。

語りまくられた、その内容を羅列してみましたが、現代っ子で文化的とは言い難い人生を送ってきた私にはピンときませんでした。側にいるのが当たり前すぎて気が付かないありがたみ、というやつでしょうか。でも皇居に植えるなら、やっぱり松だよね、とひとり納得しています。


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