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パチンコ店の従業員数は少ないままで良いのか?【パチンコは生活の句読点!】

コラム

最近パチンコ店で打っていて、とても気になることがあります。それは、パチンコ店の従業員数についてです。

ひと昔前までは、箱の上げ下ろしを接客接遇のサービスとして行うために、店内の従業員数が多かったと思います。現在では特にパチンココーナーでの各台計数機が増えてきて、当時の半分近くまで人員が削減されている様子です。もっといえば、景品カウンターまで無人化が少しずつ増えてきています。

スマート遊技機も少しずつ設置され、その専門店まで登場しています。同機は特に遊技機のトラブルも少ないため人員削減に貢献できるのではないでしょうか。

パチンコ店にとってみれば「人件費」が最もネックになるところですが、本当にそれで良いのかと疑問に思うことがあります。筆者は役職を経験していませんので、偉そうなことは申し上げられずに恐縮ですが、パチンコ店の皆さんにあらためて考えてほしいと思うことがあります。

まず、巡回の頻度が少ないホールが散見されます。近年、遊技機の設置台数が1千台を超える店舗が増えています。上記の通り、ホール内で様々な設備が自動化になっていますので従業員数も少なく済むメリットはあることでしょう。

しかしデメリットとして、不良客や不正遊技の対応が手薄になってしまう恐れがあるのです。

不正遊技・不良客対策において、筆者がよく稼動しているパチンコ店にて声掛けや監視を行なっているかといえば、こちらが安心できるような体制が整っていないのです。特にチャンスボタンの強打・連打で不快に思うのに、巡回している従業員の皆さんはクリンリネスに一生懸命になってしまい、その監視や注意喚起を行なっている様子が無いのです。結局は、こちらがあまりにも不快に思って筆者の限界を超えてしまう場合には、直接従業員さんに伝え、その対象者に注意喚起してもらいます。

本来であれば、従業員さんたちが自ら気が付いて注意喚起してもらうことが理想なのです。しかし、人員が限られてしまっている今の状況では、注意する余裕が無いのです。

店舗をマネジメントしている役職者の皆さん、もしくはエリア長の皆さんはもう一度ホールを観て考えてほしいと感じています。

(文:ヨッツマングローブ)