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SANKYO決算、パチンコ販売好調で増収増益

SANKYOは7日、2019年3月期第3四半期決算短信[日本基準](連結)を公表した。

 

第3四半期(2018年4月1日~12月31日)の連結経営成績(累計)は、売上高553億4100万円(前年同四半期比プラス19.8%)、営業利益109億4900万円(前年同四半期は29億1300万円の営業損失)、経常利益118億4600万円(前年同四半期は18億6700万円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益は88億1200万円(前年同四半期は12億8200万円の純損失)で増収増益となった。

 

パチンコ機関連事業については新規則で新たに認められた設定付きパチンコを業界最速で市場投入するなど、第3四半期連結累計期間において売上高481億円(前年同四半期比プラス49.8%)、営業利益168億円(前年同期は8億円の営業利益)、販売台数12万6000台(前年同四半期は8万台)を達成した。

 

同社では新規則機の型式試験適合実績を着実に積み重ね、販売可能な旧規則機も含めて新しく「フィーバーバイオハザード リベレーションズ」など8タイトルのパチンコ機を投入してきたほか、2017年8月に販売を開始した「フィーバー戦姫絶唱シンフォギア」の追加販売および原価低減や研究開発費の効率化などが奏功し、業績は通期予想に対して「堅調に推移している」とした。

 

一方、パチスロ関連事業に関しては「パチスロ トータル・イクリプス」など2タイトルを投入したが、第3四半期連結会計期間には新機種の投入がなく、売上高17億円(前年同四半期比マイナス78.1%)、営業損失23億円(前年同四半期は4億円の営業損失)、販売台数4000台(同1万8000台)となり、厳しい市場環境をうかがわせた。

 

補給機器関連事業においては売上高50億円(前年同四半期比マイナス13.2%)、営業利益3億円(同マイナス6.8%)。その他事業は売上高4億円(同プラス7.4%)、営業損失2億円(前年同四半期は3億円の営業損失)だった。

 

なお、2019年3月期の連結業績予想については、2018年5月10日に公表した業績予想からの変更はない。

 

[2019年2月15日・日刊遊技情報]

 

株式会社 SANKYO
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