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千葉県遊協、第49回通常総会を開催 ~田中幸也氏が新理事長に

千葉県遊技業協同組合は4日、千葉市中央区本千葉町の京成ホテルミラマーレにおいて、第49回通常総会を開催した。役員改選の結果、過去7期14年間にわたって理事長を務めた大城正準氏が退任し、新たに田中幸也氏が理事長に就任した。

総会へは組合員総数436人中、委任状出席をあわせて322人が出席。第1号議案の2014年度事業概況報告から第10号議案の総会宣言と総会スローガン(案)採択まで、すべての議案を可決承認した。筆頭副理事長には南雄大氏が就任している。総会ではまた、寄付金の贈呈と表彰式を実施した。

議案審議に先立ち、理事長挨拶に登壇した大城前理事長は、これまでの理事長在任期間を振り返り、「組合で重要なテーマだったのは賞品問題。この問題では依然として改善がすすまない。この問題を置き去りにはできない」として、千葉県遊協で引きつづき議論されることを期待した。

田中新理事長は、就任にあたっての挨拶で、「これまで10年ほど副理事長職を務めていたが、副理事長と理事長の重さの違いを噛みしめている。前理事長のお話にあった賞品の問題を含め、広告規制、のめり込み問題など、事業計画に沿って、ひとつでも多く解決していきたい。皆さまの協力をお願いしたい」と述べて、新体制への協力を呼びかけた。

総会に来賓として出席した千葉県警生活安全部の中村修一部長は、県内の犯罪情勢について話したほか、賞品買取事犯の絶無とホール内の置引き発生の未然防止を要請。そのうえで、真の大衆娯楽として県民に理解されるよう一層の健全化に向けた努力を期待した。

[2015年6月9日・日刊遊技情報]

千葉県遊技業協同組合(千遊協)
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