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パチ研、本年2回目のセミナーを開催 ~ヴィレッジ・村岡氏が機種動向を予測

一般社団法人パチンコ産業研究開発機構(パチ研)は6月26日、東京都台東区池之端の上野区民館において、本年度2回目となるセミナーを実施した。

同機構は主に上野を拠点とするコンサルタント会社など有志を会員として構成。業界関係者による相互連携支援と関連情報の収集を主な活動目的とする。

今回のセミナーは、2本の講義と1つの座談会の計3部形式で進行。パチンコヴィレッジ代表取締役の村岡裕之氏は「半年先を予測する!2015年年末の新機種はこうなる」、リヴァイヴ代表の小林司氏が「スタッフのみならず上司からも好かれ愛される店長になれる7つの方法」と題し講演。座談会では、小森ワーキング代表の小森勇氏など、WEBマガジン「遊技ビジネス最前線」で執筆するライター陣が参加した。

講義のなかで村岡氏は、まず今年上半期を振り返り、メーカー別にパチンコ、パチスロの販売機種数や販売台数を確認。上半期に限ると、パチンコ、パチスロとも昨年に比べて販売台数は落ちているものの、下半期には今後の規制を前にした特需によって年間販売台数は最終的にパチンコ、パチスロとも昨年並みに落ち着くと予測した。

次に、パチンコでは今年10月末、パチスロでは今年11月末までに予定されている新機種を紹介。未発表機種のなかでは、パチンコでは「牙狼」シリーズ、パチスロでは「北斗の拳」シリーズと「ルパン三世」シリーズを“目玉機種”として挙げ、「これから10月、11月にかけ、各社が看板タイトルの主力機を多く販売するが、自店に合った機械を見極める必要がある」とアドバイスを行った。そのうえで、今年の年末から来年春にかけてはパチンコ、パチスロの両方で、今年11月末までに話題性の高い機種が多く販売される反動によりビッグタイトルが例年に比べ著しく少なくなるだろうと予測した。

パチ研のセミナーはホール関係者の参加費無料。セミナー終了後に場所を変え、懇親会が行われた。

[2015年7月1日・日刊遊技情報]

一般社団法人パチンコ産業研究開発機構(パチ研)
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