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都遊協理事会、新基準に該当しないパチスロの設置台数比率を56%と報告

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東京都遊技業協同組合(都遊協)は24日に定例理事会を開催。日電協が作成した新基準に該当しないパチスロの設置台数を報告した。日電協では、新基準に該当しないパチスロとしてサブ基板管理のATタイプ・ARTタイプの設置台数をインターネットサイト「P‐WORLD」の掲載データに補正係数1.2035を乗じて算出。2015年6月30日時点の設置台数101万6898台に対し、2016年2月29日時点では89万6546台に減少していた。パチスロ全体に占める設置台数の比率では、64.46%から56.07%に減少した。

全日遊連では、昨年6月24日開催の臨時理事会で、新基準に該当しない遊技機の取扱いについての自主規制を決議。新基準に該当しない遊技機を各ホールが段階的に設置割合を減らすことを定め、パチスロについては、新基準に該当しない遊技機の全国ホール内での設置割合を本年12月1日までに50%以下に、また2017年12月1日までに30%以下とする。全日遊連以外の業界5団体も昨年9月30日に全日遊連の決議を支持することに合意した。

阿部恭久理事長はこの報告について、「思ったよりも(撤去は)すすんでいる」との感触を示しながらも、「約束したことは守らなければならない。そのためには各店舗がきちんと対応していく必要がある」と述べ、組合の傘下店舗に対して引きつづき新基準に該当しない遊技機撤去への協力を求めた。

またこの定例理事会では、阿部理事長を全日遊連の次期理事長に推薦することが決議された。阿部理事長は2014年6月から全日遊連の理事長を務めており、現在1期2年目。今年は全日遊連役員の改選年にあたり、4月21日より立候補の受付を開始する。

[2016年3月29日・日刊遊技情報]

東京都遊技業協同組合(都遊協)

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