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日工組、新理事長に筒井公久氏を選出

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日本遊技機工業組合(日工組)は5月29日、東京都千代田区隼町のグランドアーク半蔵門において第57回通常総会を開催した。

 

総会では任期満了に伴う理事および監事選挙が行われ、新理事長にSANKYOの筒井公久氏を選出。また事業報告では2016年4月1日から2017年3月31日までの証紙発行枚数の報告がなされ、パチンコ機は前期比8万枚減の約175万枚(遊技盤約66万枚含む)、パチスロ機は前期比8万枚減の14万枚と、昨年に続いて大幅な減少となった。

 

総会後の懇親会で挨拶に立った筒井新理事長は、「業界は依存問題対策が急務であり、今後は射幸性に頼らない多種多様な遊技機を推進し、性能情報等を確認できる遊技機の提供や管理遊技機の実現を目指す」と決意を述べた。

 

また、来賓祝辞では警察庁生活安全局保安課の小柳誠二課長が登壇。依存問題を含む業界が抱える諸問題に対し、「確実かつスピード感をもって実施していただく必要がある。その中でも貴組合には大きな役割を担っていただけることを心から期待している」と、期待を込めて素早い対応を求めた。

 

[2017年6月2日・日刊遊技情報]

 

日本遊技機工業組合(日工組)