IR推進法の成立に伴い、与野党が作成する「ギャンブル等依存症対策基本法案」の成立が、秋の臨時国会に先送りとなる見通しであることがわかった。
9日に開催された日電協の総会後の懇親会で、来賓として挨拶した石関貴史衆議院議員が明らかにしたもので、石関議員は「今国会では与党案と民進党案の提出に止まり、基本法案まで届かないというのが現場の実感」と述べた。また「法案の中で有識者や依存症で困っている方々の意見をどこまで聞くのか、またギャンブル等に含まれる業界にどういった対策の負担を頂くかが一番の問題となっている」としながらも、「秋にはまとめて、法案を通したい」と語った。
[2017年6月14日・日刊遊技情報]