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パチンコ・パチスロ産業21世紀会、賀詞交歓会を開催 ~依存問題対策を最重要課題として推進することを確認

業界14団体で構成するパチンコ・パチスロ産業21世紀会は28日、東京都港区の第一ホテル東京において共催による賀詞交歓会を開催。監督官庁の代表者ら来賓を前に、ホール14団体が2020年の業界の取組を発表した。

14団体を代表して全日遊連の阿部恭久理事長、日工組の筒井公久理事長、日電協の兼次民喜理事長が挨拶。阿部理事長は、2020年も引き続き依存問題対策を最重要課題として取り組んでいくとし、「お客様に対して、娯楽の時間・遊びを提供するという、本来、社会から求められている役割を忘れてはならない。お客様の過度な遊技の抑止とともに、遊技人口の回復に向けて魅力ある遊技場を提供する事は業界が生き残るために必要である」と、東京五輪の開催、新基準機への入れ替えなどについて、業界全体が一丸となって対応するよう協力を呼びかけた。

来賓挨拶では、警察庁生活安全局保安課の小堀龍一郎課長が登壇。台風等の被災地支援活動や各種社会貢献活動を評価するとともに、ぱちんこへの依存問題については「今年も業界が一丸となって依存問題対策を最重要課題として取り組んでいかれるとのことであり、私どもとしても大変心強く感じている。引き続き、基本計画に定められた取組の進捗に不十分な点はないか確認いただくとともに、本年も啓発週間においてその趣旨にふさわしい取組を行っていただくなど、ぱちんこへの依存問題に、業界全体で真摯に対応されるよう期待している」と述べ、遊技客が安心して遊技を楽しむことができる環境の整備、ぱちんこが健全な娯楽たり得るための取組の一層推進を求めた。

その後、日遊協の庄司孝輝会長の乾杯の音頭により、業界の新しい年に杯を掲げた。