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【パチンコ経営企業分析】本年4月以降に「パチンコを減台」「パチスロを増台」する店舗が急増している

1年前にスマスロが導入されてから、通常貸玉におけるパチンコとパチスロの設置台数差が縮まってきていると、先日記したが、それではどれだけの店舗がこの1年間に増台を行ったのか見ていく。

下表は10台以上増台した店舗の推移である。

増台店舗数
22年12月 23年1月 23年2月 23年3月 23年4月 23年5月
パチンコ 39 27 32 26 16 43
パチスロ 165 42 71 60 176 237
23年6月 23年7月 23年8月 23年9月 23年10月 23年11月
パチンコ 12 29 23 9 11 6
パチスロ 108 146 337 81 84 124

※毎月末週の集計データであるが、11月に限り第3週の集計データとなる

このようにパチスロを増台する店舗は4月以降に急増していることが分かる。一方、パチンコは直近3カ月間ではほんのわずかな店舗のみが増台するにとどまっていた。

また、同期間において10台以上減台した店舗数の推移は下表の通りとなる。

減台店舗数
22年12月 23年1月 23年2月 23年3月 23年4月 23年5月
パチンコ 50 18 22 26 113 98
パチスロ 42 12 16 19 36 15
23年6月 23年7月 23年8月 23年9月 23年10月 23年11月
パチンコ 48 99 215 46 59 87
パチスロ 11 24 13 11 7 5

※毎月末週の集計データであるが、11月に限り第3週の集計データとなる

このように4月以降にパチンコ減、パチスロ増という動きが顕著となっていることから、「スマスロ北斗の拳」の導入が契機になっていると思われる。

やはり近いうちに通常貸玉においてパチンコとパチスロの設置台数は逆転してしまうのだろうか。


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