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【パチンコ経営企業分析】平均設置台数が最も多い経営グループは「松原興産グループ(京一)」

先日、経営グループ別の貸玉別設置比率を見ていったが、今回は別の観点から経営グループの現状を見ていこうと思う。

まずは経営店舗数10店舗以上のグループを対象に、営業店舗数および設置台数の上位10グループは下表の通り。

営業店舗数と設置台数においては、ご存じの通り「ダイナムグループ」「マルハングループ」が他グループを圧倒していた。

ちなみに、「マルハングループ」の設置台数は都道府県別で比較すると、3位の「愛知県」の23万2550台の次に入ることになる。

それ以降のグループにおいても、店舗数はおおむね想像通りだと思われるが、設置台数を見ていくと営業店舗数の順位とは異なっているケースもある。平均設置台数の違いが店舗数と設置台数の順位に差異が出ている要因となるので、次は平均設置台数を全体およびパチンコ・パチスロ別に見ていく。

このように、(経営店舗数10店舗以上のグループで)平均設置台数が最も多いのは、ジャンル問わず「松原興産グループ(京一)」であった。

同グループは総設置台数2000台超の「京一七条店」をはじめ1000台以上の店舗が多く、さらにこの連休中には2店舗のリニューアルオープンを予定している。

また、同グループ以外にも、「真城グループ(プレイランドキャッスル)」が平均設置台数1000台を超えていた。

それでは、最後に1000台以上の大型店舗について店舗数と店舗比率でそれぞれ見ていく。

このように1000台以上の大型店舗の数では、絶対数の多い「マルハングループ」が圧倒的に多かったのだが、店舗比率で見ていくと1位の「平成観光グループ(KEIZ)」や2位の「セントラルグループ(コンコルド)」など東海地方で店舗展開している経営グループが半数以上を占めていた。

都道府県で同様の集計を行ったときに、「愛知県」の平均設置台数、1000台以上の大型店舗数・比率が上位であったのも納得の結果となった。

店舗全体の平均設置台数は相変わらず増加傾向にある。今後もこのような大型店舗を多く持つ経営グループが中心になっていくのだろう。

[文・構成/情報島編集部]


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