【パチンコ経営企業分析】1万台を超える機種はなく「ＰＦ炎炎ノ消防隊Ｌｉｇｈｔ　ｖｅｒ．」がトップ、2024年5月度の導入状況（パチンコ編）

「ＰＦ炎炎ノ消防隊Ｌｉｇｈｔ　ｖｅｒ．」（SANKYO）

4月の導入状況を振り返ってみると、「Ｐ牙狼１１～冴島大河～ＸＸ」、「ＰＦマクロスフロンティア５」、「ｅ　Ｒｅ：ゼロから始める異世界生活　ｓｅａｓｏｎ２」の3機種が1万台以上導入され、月間の導入台数も6万台以上で2024年に入り最も導入台数が多い月であった。

それでは5月はどうだろう。多少の反発は予想されるが、まずは2024年の月間推移を見ていく。

このように、5月は4月の1/3以下で、導入上位5機種の合計を2万台を超えるのがやっとであった。

それでは機種別に見ていくと、

導入上位5機種は全て5月発売の機種であったがその導入台数は少なく、1万台以上導入された機種はないどころか、別スペックバージョンの「ＰＦ炎炎ノ消防隊Ｌｉｇｈｔ　ｖｅｒ．」を除くと5,000台以上導入された機種も見られなかった。

一方で撤去機種は下表の通り

このように導入台数が少なかったこともあり、1,000台以上撤去された機種は1機種しか該当しなかった。

ちなみに1年前の2023年5月における導入上位5機種は下表の通り。

このように1万台導入された機種は3機種あり、上位5機種の合計も6.5万台であったので、1年間でここまでの変わりように驚いてしまった。

さて6月はどうなるか、ちなみに2023年6月のパチンコは低調で、1万台以上導入された機種はなく、上位5機種の合計導入台数は約3万台であった。

[文・構成／情報島編集部]

©大久保篤／講談社　©大久保篤・講談社／特殊消防隊動画広報課