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【パチンコ経営企業分析】マルハングループの新台導入状況、パチンコの新台導入台数が昨年同時期より大幅に減少している

今回は「マルハングループ」の今年に入ってからの動きを見ていきたい。

マルハングループ」は現在309店舗運営しているが、2023年12月末から2024年6月末までの半年間における店舗数・台数比較をすると下表の通りとなる。

マルハングループ店舗数推移(2023年12月~2024年6月)
24/6 23/12 差分 増加 減少
店舗数 309 313 ▲4 0 4

※増加は「新店」・「長期休業明けリニューアルオープン」・「事業継承による取得した店舗」を含む
※減少は「閉店」だけでなく、「休業中」・「改装中」に変更した店舗を含む

閉鎖店舗リスト
年月 店舗名 住所
2024年3月 マルハンいわき店 福島県いわき市
2024年3月 マルハン厚別店 北海道札幌市厚別区
2024年3月 マルハン鷹岡店 静岡県富士市
2024年3月 マルハン河渡店 新潟県新潟市東区
マルハングループ台数推移(2023年12月~2024年6月)
24/6 23/12 差分 比率
P通常貸玉 86,148 87,639 ▲14,91 98.3%
P低貸玉 51,382 52,619 ▲1,237 97.6%
S通常貸玉 76,478 75,480 +998 101.3%
S低貸玉 7,572 7,839 ▲267 96.6%
全体 221,580 223,577 ▲1,997 99.1%

※設置台数は公開されている貸玉別の台数の合計値

このように、この半年間を見ていくと3月に4店舗閉鎖した以外で店舗数の変動はなく、設置台数においてもその4店舗分だけ減少していた。ただし、内訳を見ていくとスロット通常貸玉の設置台数が約1,000台増加しており、スロットへ注力している傾向は変わっていない。

また、新台(※)の導入状況を見ていくとこのようになる。

マルハングループ新台導入状況
期間 全体 パチンコ スロット
台数 差分 台数 差分 台数 差分
24年1月~24年6月 44,034 ▲17,952 24,004 ▲12,455 20,030 ▲5,497
23年7月~23年12月 61,986 +3,642 36,459 ▲4,581 25,527 +8,223
23年1月~23年6月 58,344 ▲15,474 41,040 ▲4,858 17,304 ▲10,616
22年7月~22年12月 73,818 +23,708 45,898 +8,569 27,920 +15,135
22年1月~22年6月 50,110 37,329 12,785

※設置台数は公開されている貸玉別の台数の合計値

このように2022年1月から半年刻みで見ていくと、新台導入台数は直近の2024年1月~6月の期間が最も少ない。細かく見ていくと、スロットは昨年同時期と比較すると新台導入台数は増加しているものの、パチンコの新台導入台数が大きく減少していた。

現時点で出店準備中の店舗は『マルハン南宮崎店』1店舗のみだが、今後どのような動きを見せてくれるのだろうか。

[文・構成/情報島編集部]

※:新台は導入日から4週以内に導入したもののみとする


コメント:3件 コメントを書く

  1. 行きつけの店は潰れないで欲しい

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    • つぶれていいやろどうせ頑張って頑張って1万ぱつだよ

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  2. マルハンが売上高のや黒字なのは全然出さないから。
    従業員の態度も首かしげるくらいだし。

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