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【パチンコ経営企業分析】スマパチを抑え「PF炎炎ノ消防隊」が約2.6万台導入でトップ、2023年4月度の新台導入状況(パチンコ編)

4月度(4月26日時点)におけるパチンコ機の導入上位機種は下表の通りとなっている。

機種名 メーカー 台数 発売時期
PF炎炎ノ消防隊 SANKYO 26,844 2023年4月
P聖戦士ダンバイン2 ‐ZEROLIMIT HYPER‐ サミー 14,376 2023年4月
ぱちんこ 新・必殺仕置人S 京楽 5,392 2023年4月
eルパン三世 THE FIRST 平和 3,342 2023年4月
e聖闘士星矢 超流星CliMAX349 三洋物産 3,250 2023年4月

このように、4月において導入数が多かったのはスマパチを抑えて「PF炎炎ノ消防隊」と「P聖戦士ダンバイン2 ‐ZEROLIMIT HYPER‐」であった。

ただし「ぱちんこ 新・必殺仕置人S」は、集計週が導入初週であり、「eルパン三世 THE FIRST」は導入2週目であるので、今後も設置台数は増加すると思われるものの、集計時点でのスマパチ3機種の合計は約1万2000台であり、導入上位2機種よりも少なかった。

またパチスロと比較すると、1月~3月まではパチンコのほうが導入台数は多かったのだが、今月はパチスロのほうが導入台数が多かった。「スマスロ北斗の拳」の期待度が高く、新台予算をパチスロに回したところが多かったのだろう。

一方、撤去機種は下表の通り。

機種名 メーカー 台数
P牙狼GOLD IMPACT サンセイR&D -2,960
P元祖ギンギラパラダイス 三洋物産 -2,679
P真・牙狼2 サンセイR&D -2,619
Pゴジラ対エヴァンゲリオン ~G細胞覚醒~ SANKYO -2,458
ぱちんこ ウルトラマンティガ 1500×84 京楽産業. -2,042

このように大幅に設置台数を減らした機種はなかったものの、「サンセイR&D」の機種が2機種上位に入っていた。そのため同メーカーは4月度において最も設置台数を減少させてしまっていた。

グループ別に導入上位機種を見ても、20店舗以上運営しているグループにおいて「PF炎炎ノ消防隊」を最も導入しているところがほとんどであり、次位は「P聖戦士ダンバイン2 ‐ZEROLIMIT HYPER‐」であった。

その中でスマパチを最も導入していたグループは「セントラルグループ(セントラルディーボ)」と「松原興産グループ(キョーイチ)」であった。

今月はパチスロと比較すると導入数は少なく、スマパチも「スマスロ北斗の拳」と比較すると積極的に導入されたとはいいがたい。しかしながら今月はパチスロメインにした店舗が多かったからこそ、次月の動向には注目したい。


コメント:2件 コメントを書く

  1. ダンバインとかいう15000台の置物…

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  2. 数売れるのがヒットする台とは限らないんだよな、むしろ、一見本命機にも見えないものがそんなに売れたのも怪しいところ。スマパチがスペック的に流行らないのを見て台数買い控えたぶん、旧スペックのP機に購入が向いた可能性もあるが。

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