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【パチンコ経営企業分析】「日光商事グループ」「日拓グループ」など6グループが新台導入率10%超え、2023年4月度におけるグループ別の新台導入状況

2023年の4カ月間における新台導入台数(※1)はパチンコは4カ月合計で33万837台で前年同時期+1万7973台となり、パチスロは4カ月合計で14万7448台で前年同時期▲1万8450台となった。

店舗全体においては下表の通りとなり、ほぼ昨年と同水準となった。

新台導入台数推移
店舗全体 1月 2月 3月 4月 累計
2023年 101,370 142,490 86,832 147,593 478,285
2022年 179,580 132,421 73,596 93,165 478,762
差分(2023年-2022年) ▲78,210 10,069 13,236 54,428 ▲477

それでは、各グループはどれくらい新台を導入したのだろうか。

設置台数が圧倒的に多い「マルハングループ」が1万2000台以上、「ダイナムグループ」は7000台以上導入しており、1台あたり45万円換算で算出すると「マルハングループ」が57億円以上、「ダイナムグループ」が30億円以上の新台購入額となる。

その他にも新台購入額が10億円以上超えているのが、「アンダーツリーグループ」「延田エンタープライズグループ」「NEXUSグループ」「ガイアグループ」「浜友観光グループ」の5グループ見られた。

また、新台導入台数が1000台以上のグループは29グループも見られ、各グループとも今月に注力した様子がうかがえる。

それでは、導入率を見たらどうなるだろうか。

総設置台数3000台以上のグループにおける導入率上位のグループは下表の通りとなった。

グループ名 総導入率 P導入率 S導入率
日光商事グループ 11.7% 6.2% 20.6%
日拓グループ 11.5% 10.0% 13.2%
第一実業グループ 11.2% 5.8% 21.7%
ビーコムグループ 11.0% 8.7% 16.4%
喜久家グループ 10.5% 8.2% 14.2%
浜友観光グループ 10.0% 8.6% 11.8%

以上、6グループが新台導入率10%を超えていた。

内訳をみると「日光商事グループ」や「第一実業グループ」のようにパチスロで導入率が20%を超えるグループが見られたように、4月はパチスロの導入が活発だった中で、「日拓グループ」はパチンコも導入率が唯一10%を超えていたのが特徴的である。

4月は、かねてから新台を積極的に導入するグループが、その通りの動きを見せていたが、連休前にグランドオープンした店舗を見ていくと、「NEXUSグループ」や「ハリウッドグループ」はM&Aで取得した店舗の屋号を変更して複数店舗をグランドオープンした。

これらのグループは次月どうなるのだろうか、動向を見ていこうと思う。

※1:新台は発売から4週以内に導入されたもののみとする


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  1. 近所の日拓はジャグラーの配置を2台変えただけで新台入れ替えとか言ってるけどそう言うのも含めてなの?

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