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【5号機名機列伝#7】低い前評判を実力で覆した「北斗」シリーズでも異色の名機「パチスロ北斗の拳転生の章」【元パチプロの「パチスロが好きだから」#61】

5号機名機列伝の中でも、特に「北斗シリーズ」を中心にアタァ!アタァ!アタァ!と、3本ほど立て続けに紹介していきたい。

「拳に力を!!」

今回、紹介するのは「パチスロ北斗の拳転生の章」

「北斗」シリーズでも異色のゲーム性ながら、数多くのファンを獲得した名機であり、個人的にも大好だった。

▼ゲームフロー&スペック

まずはざっとスペックを紹介しよう。

AT初当たり確率:1/355(設定①)~1/237(設定⑥)
出玉率:97.5%(設定①)~113.1%(設定⑥)

通常時は「あべシステム」という、規定あべしによるAT当選方式を採用。これがまた「北斗」シリーズらしくないということで、導入前の評価はそんなによくなかった気がする。

「スマスロ北斗の拳」もそうだが、やっぱ「北斗」シリーズといえばこう!みたいなのが求められがちなようで、開発側も仕様に対して冒険をしにくいコンテンツなんだろうなと思う。

▼面白すぎる「勝舞魂」システム

ATは40G+α、純増2.8枚。

通常時の「あべシステム」もそうだが、AT中の「勝舞魂」システムも変わった仕様。

AT中に「勝舞魂」を溜め、溜めた「勝舞魂」1回につき約20%で継続抽選。

保証なども無いのでサクッと勝つときもあれば、底抜けに負ける時もある。まさに「拳に力を!!」のキャッチコピー通り、レバーに力が入る仕様。おそらく当時では、1番強打率が高いシマだったんじゃなかろうか。連敗が続くと、隣の人が目に見えて叩き方に力が入っていくのが分かるということもしばしば。

アツい瞬間に力を込めたくなるというのは、まさにそこが面白いという証明でもあるわけで、本当に面白い台だったなと。「北斗揃い」もあくまでATレベルが高いだけで、仮に10個溜めても10連敗で輝く未来がご破算と、本当に気が抜けない台だった。(安定した土台を作るまでが大変なのよねぇ)

他にも「百裂乱舞」「特闘」だったりと、ユーザーの心を揺さぶるポイントが多かった。

まぁ、それでもやっぱり流行った1番の要因は出る時はひたすら出続けるその「爆発力」だろう。

おそらく万枚突破率に関しては「北斗」シリーズでも1番なのではと思うのだがどうだろう?やっぱり「初代」の方が上かな?設定1なら「北斗転生」に軍配が上がりそうだが。

結果的に「あべしwww」「勝舞魂www」みたいな前評判を覆し、一躍大人気機種となった。(販売台数約10万6千台は北斗シリーズ第5位)

おそらく当時、この台で万枚を出した人は多いだろうし、知り合いで万枚を出したという報告もかなり聞いたはず。

自分の知り合いでは朝引いた北斗揃いが止まらず閉店まで続き、2万枚オーバー達成の猛者がいる。

ちなみに私の一撃最高は約7500枚。7000枚近く出してる時に「勝舞魂」も40個くらいあって、「ようやく俺にも転生で万枚を出せる時がきたか」なんて思ったらその後3連しかせずに憤死。もうこの台で万枚は出せないのだと諦めた。

ついでに言うと、何故か高設定を打ってる時に限って一撃が全く伸びなかった台。

それでも「北斗」シリーズでは、「世紀末救世主伝説」と並んで1,2を争うくらい好きだったなぁ。

©武論尊・原哲夫/NSP 1983, ©NSP 2007 版権許諾証YGL‐126 ©Sammy


コメント:5件 コメントを書く

  1. 通常時の世界観も今までと全然違って斬新でした。

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  2. 20連敗、普通でしたもんねー

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