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【寄稿コラム】自販機よりも設置数が多いパチンコ・パチスロ台の貸出ユニット、相変わらずコスト管理が雑な業界だと思う

7月には20年ぶりの改刷が行われる。慣れないデザインはそのうち気にならなくなると思うが、これまで諭吉呼びしていた一万円札がどう呼ばれるようになるのかが個人的な気がかり。栄一はしっくりこないのでシブサワ呼びに変わるのだろうか。

と、そんなことはどうでもいいとして、パチンコ業界では改刷に対して貸出ユニットの紙幣識別装置の交換対応という問題がある。今は大多数の店で機械1台に対してユニット1台が入っているとなれば約330万台くらいあることに。

多いのか少ないのかよくわからないのでぱっと思いつく自販機台数を調べてみると21年末で約270万台、しかもこれは食券機なんかも込みだとか。

街中にあふれる自販機よりもパチンコ用のユニットのほうが多いうえに自販機はキャッシュレス対応も徐々に進んでいる。改刷対応どうこうよりそもそも本当に1台に1つユニットが必要だったのか。

相変わらずコスト管理が雑な業界だなと思ったが、費用的には新台入替◯回分と考えると細かいコストよりも明らかに無駄な新台をどうにかすることのほうが重要だと思えてしまう。去年のあれやあの機械のほうが改刷対応より大変だったわけで。


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  1. CR初期の時代まではまだ札に対応してなくてカード買いに行ってましたもんね。各台に付けたのは客が席を立つことによる機会損失を逃さないためで、要は少しでも儲けたいからやったのだから今さら金かかるなんて言ってもしょうがない。各台をやめる選択や、その手の仕組みをうまく運用できるシステムを作る設備メーカーが、今後伸びるのではないかな。

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  2. 客がバンバン突っ込んでくれるので、どんぶり勘定でも経営できるということか。

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