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パチンコ業界からお客がいなくなりつつある、それは店のサービスがお客の期待値以下だから【我市場的瑣末主義】

機械販売の売上がついに全体の50%を切ってしまった、と販社社長がある業界団体の総会の合間の雑談で。残りは何かを問うと、売れるものなら何でも、と答える。「屋台の取次から端玉景品まで何でも。手数料がもらえるものなら何でも」と。

毎年苦しい苦しいと言っているが今年は特に苦しい、と総会挨拶で理事が言う。今後1~2年で3000店くらいしか残らないのではないか、と。「まわりの競合店を見てもお客がいない。メーカーとホールが協力していい機械を作って適正価格で販売するしか打開策はないのでは」と。

赤字続きだった道の駅を立て直し、いまや全国道の駅グランプリ1位の群馬県川場田園プラザの永井社長の講演を聞く。コロナ前とコロナ後でお客の目線が厳しくなった、と。お土産の売上が顕著に減っているのもコロナ後は職場などに土産を持って行かなくても良くなった感覚があるから。

「お客の期待値が高まって、それに応えられなくなればお客は来なくなる。ああ来てよかったと満足して帰ってくれるお客をどれだけ増やせるかがすべて」と。

パチンコ業界からお客がいなくなりつつあるのも機械や店のサービスがお客の期待値以下しか提供できなくなっているから。やるべきことはまだある。

※本コラムは「日刊遊技情報」より抜粋


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  1. 客は玉さえでれば接客もサービスなんかいらない。

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  2. 出さないからだろ笑

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