×

もはや1万円札を使う場所はパチンコ店くらいなもの、キャッシュレス化は遅々として進まない【我市場的瑣末主義】

20年ぶりに新紙幣が発行された。キャッシュレス化を進めると言いながら新紙幣を発行する意味があるのか疑問だが、公に言われる改刷の主目的は偽札対策。それなら余計に紙幣の流通量を減らすことこそ抜本的な偽造対策になるのではと思うが。

改刷に際し改めて日常生活で現金を使う場面が激減していることに気づく。電子マネーやクレジットカードがあれば現金しか使えない今や希少な存在である個人商店以外ではそれこそパチンコ店くらいしかない。

しかも1万円札の高額紙幣を使う場面はパチンコ店以外ほぼ見当たらない。

紙幣が新紙幣に切り替わるまで1~2年はかかると財務省。自動販売機や各種の決済端末が新紙幣に対応できるのも1年程度かかるよう。業界も改刷のタイミングでキャッシュレス化が多少なりとも導入されることになっていたなら投資意欲も出てきたはず。

「店を運営する側にとってビルバリ対応は1円の付加価値もうまない」とあるホール社長が言った。

ゲームセンターでも電子マネーの導入が進む。利便性だけが目的ではなく会員カードと紐づけた履歴データのマーケティング活用も狙いのひとつ。デジタル化で遅れ、いつまでたっても旧来の集客手法しか認められないもどかしさ。

※本コラムは「日刊遊技情報」より抜粋


コメント:14件 コメントを書く

  1. >しかも1万円札の高額紙幣を使う場面はパチンコ店以外ほぼ見当たらない。
    →そうなの?初耳だよ。

    59
    11
  2. パチ屋でキャッシュレスはダメだ。
    金の有難みは現金をその手にしてようやく身に付くというもの。
    金の有難みがあるからこそ生活や遊びが成り立つ。
    その金の有難みを蔑ろにしてジャブジャブ金を使わす算段なのは目に見えている。
    それを推し進めようとするのは鬼畜の所業。恥を知れ!

    35
    26