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パチンコの貸玉料金を5円6円にしても果たして稼働は伸びるのか、今でも上限ギリギリまで上げる店は少ないのに【我市場的瑣末主義】

だいたい貸玉料金が4円のままというのがおかしい、とある業界団体の会合でホール社長が言った。あらゆるものが値上がりしている時代に、と。

「4円になったのは1978年ですね」とスマホをいじくっていた販社社長が言った。つまり46年前。「ほぼ50年間も価格が変わらない物品やサービスが何かほかにありますかね」と。

5円や6円、さらには10円などという意見も出る。貸玉料金が上がることで台の射幸性をいたずらに上げなくても店の営業の幅が拡がり選択肢も増える。「ただ、全国のパチンコ店が闇スロ屋になるということで絶対に行政は許可しないでしょ」とも。

いまでも4.39円など上限ギリギリまで上げる店は言うほど多くない、とあるコンサルタントが言った。

「貸玉料金が上がればそれだけお客の使うお金が増える。今でもMAXまで上げる店が少ないということは4円でもお客がついてこれない営業になっているということ。貸玉料金を上げることが業界を救う手立てにはならないのでは」と。

調べると4円外税の店は全体の8%程度。対するパチスロ20円外税は75%以上。4パチの稼働数は過去最低を更新中。台そのものが面白くないから?5円6円にして稼働が伸びるのかどうか。

※本コラムは「日刊遊技情報」より抜粋


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