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セガサミーHD、2018年3月期決算短信を発表 ~ジーグ製筐体を活用した新タイトル投入へ

セガサミーホールディングスは11日、2018年3月期決算短信[日本基準](連結)を発表した。2018年3月期通期の経営成績は、売上高3236億6400万円(対前期増減率マイナス11.8%)、営業利益177億2000万円(同マイナス40.0%)、経常利益145億7800万円(同マイナス48.9%)、当期純利益89億3000万円(同マイナス67.7%)で、遊技機事業での販売台数減やリゾート事業での損失が影響して、大幅な減収減益となった。

 

遊技機の販売台数は、パチスロ販売が9タイトル8万5041台(前期比マイナス13万695台)、パチンコ販売が5タイトル14万13台(同プラス1692台)と、前期に有力タイトルを多数販売したパチスロの反動減が響いた。売上高は1056億4900万円(対前期比マイナス28.7%)、営業利益119億2300万円(同マイナス54.7%)となっている。

 

主要タイトルの販売実績は「ぱちんこCR北斗の拳7 転生」9万4955台、「パチスロ北斗の拳 新伝説創造」4万5220台、「パチスロ獣王 王者の覚醒」1万3501台、「パチスロコードギアス反逆のルルーシュR2 C.C.ver.」8127台などとなっている。

 

今後の見通しは、遊技機事業において新規則及び新たな自主規制の適用により、パチスロ遊技機の遊技性の幅が広がり、魅力的な機械の供給が可能になったとしている。またユニバーサルエンターテインメントとの合弁会社であるジーグ製の筐体を活用した新作タイトルの投入を予定している。2019年3月期はパチスロ10万3000台(前期比プラス1万8000台)、パチンコ20万1000台(同プラス6万台)の販売を見込む。

 

併せて発表された2019年3月期通期の連結業績予想は、売上高3900億円(対前期増減率プラス20.5%)、営業利益210億円(同プラス18.5%)、経常利益160億円(同プラス9.7%)、当期純利益120億円(同プラス34.4%)としている。

 

[2018年5月22日・日刊遊技情報]

 

セガサミーホールディングス
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