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平和、パチスロ機の販売好調で増収増益

平和は10日、2019年3月期の決算短信[日本基準](連結)を発表した。当期(2018年4月1日~2019年3月31日)の連結経営成績は、売上高1449億8000万円(前期比プラス9.2%)、営業利益280億1400万円(同プラス101.1%)、経常利益274億5100万円(同プラス109.5%)、純利益163億4100万円(同プラス140.3%)となり、パチスロ機の販売台数が前期から大幅に増加したことや、研究開発費の計上が一部翌期にずれ込んだ影響から大幅な増収増益となった。

 

遊技機事業においてはパチンコ機「ルパン三世 LAST GOLD」3万8500台や、「戦国乙女5 10th Anniversary」1万3498台など計11万8000台(前期比プラス1000台)を販売した。パチスロ機については、「パチスロルパン三世 世界解剖」1万6357台、「パチスロ不二子 TYPE A+」1万1091台など計4万7000台(同プラス2万6000台)を販売。売上高は624億700万円(前期比プラス21.1%)、営業利益207億9100万円(同プラス190.8%)となった。

 

ゴルフ事業は、M&Aにより2018年11月に2ゴルフ場と株式譲渡契約を締結し、本年2月より運営を開始。またハイグレードゴルフ場ブランド「GRAND PGM」は1ゴルフ場を追加し、合計12ゴルフ場を展開している。売上高は825億7300万円(前期比プラス1.7%)営業利益105億9900万円(同プラス6.7%)と、第2四半期に発生した2018年7月の豪雨など自然災害の影響もありながら、補充会員募集の奏功や前期に取得したゴルフ場の貢献と下期の好天などにより、増益増収を達成した。

 

2020年3月期通期の連結業績予想は、売上高1557億円(前期比プラス7.4%)、営業利益286億円(同プラス2.1%)、経常利益277億円(同プラス0.9%)、純利益180億円(同プラス10.2%)を見込む。

 

[2019年5月27日・日刊遊技情報]

 

株式会社 平和
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