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保通協試験10月、パチスロの適合率の低迷続く

保安通信協会は1日、2019年10月中に実施した型式試験の実施状況を公表した。

パチンコは結果書交付95件に対して適合48件(前月比プラス15件)で適合率(適合件数/結果書交付)は50.5%(前月は46.5%)と再び50%台に。一方のパチスロは結果書交付82件に対し、適合は17件(前月比プラス4件)で適合率は20.7%(前月は19.4%)と、適合数及び適合率は前月に比べ微増となったたものの、引き続き低調な推移が続いている。

パチスロの不適合事例では、シミュレーション試験、試射試験のそれぞれで規則で定める値を超えた事例のほか、「内部抽せんに用いる乱数に偏りがあった」「データ領域で使用される一のデータが、プログラムの実行状態によって別々の意味を持つものとなっていた」「再遊技に係る図柄の組合せの数がすべての図柄の組合せの数の145分の1を超えなかった」などがあった。

なお、10月中の受理件数はパチンコ85件(前月比プラス12件)、パチスロ90件(同プラス10件)だった。

[2019年11月1日・情報島]

一般財団法人保安通信協会