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警察庁、「賞品の取りそろえの充実」の更なる推進を求める通知文書をホール団体に発出

警察庁生活安全局保安課はホール団体に向けて、通知文書「ぱちんこ営業に係る賞品の取りそろえの充実の更なる推進について」(警察庁丁保発第149号)を17日付で発出し、ホールにおける品目数と種類数での賞品取り揃えの更なる充実を求めた。

別添資料では全国すべてのホールを対象とした商品に関する調査結果を示し、ホール5団体が2006年12月に策定した「ぱちんこ営業に係る賞品の取りそろえの充実に関する決議」で示した賞品取り揃えの義務に違反しているとする基準の「種類数については200種類に満たない状態、品目については4品目に満たない状態」のホールが多く認められたことは「由々しき事態にある」と指摘し改善を求めた。

警察庁による調査結果によると、品目数が4品目に満たないホール数(営業所数)は全国に、営業所陳列分で66ホール(0.6%)、陳列+カタログで12ホール(0.1%)。種類数が200種類に満たないホール数(営業所数)は全国に、営業所陳列分で659ホール(5.6%)、陳列+カタログで57ホール(0.5%)存在していたとされている。

「賞品の取りそろえ義務の履行」は通知文書のなかで、「風営適正化法の目的を達成するために遵守しなければならないもの」であると述べて、強い口調でホール5団体「決議」の徹底を求めた。

[10月22日・日刊遊技情報]

警察庁

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※「警察庁丁保発第149号」別添資料より抜粋