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ゲンダイエージェンシー、遊技業界CSRニュース配信サービス「ぱちんこ広報室」スタート

ゲンダイエージェンシーは9日、東京都千代田区神田多町の東京営業所において、遊技業界関連企業のCSRニュース配信サービス「ぱちんこ広報室」をオープンするにあたり、ニュースの配信先となる業界関係のメディア向けに説明会を開催した。このサービスでは、ホール企業、メーカー、業界団体など、業界関連団体のCSR(社会貢献活動)を同社が有料で記事化し、一般メディアを含む業界動向に関心を持つ各メディアへと、メールや「ぱちんこ広報室」ホームページ(https://www.p-koho.jp/)を通して無料で配信する。

自らCSR情報を発信するノウハウやコネクションを持たない業界関連団体を支援し、パチンコ業界からの情報発信を活発化させるのが目的。説明会では、同社経営企画部の佐藤聖子氏が「ホール企業はさまざまな社会貢献活動をしているが、それらの情報を発信する媒体も無い。広報担当部署を持たない企業が8割にのぼり、CSR活動をアップデートしていない。それでは世の中の人たちが持っているこの業界に対する悪いイメージを払拭できない」と業界の現状を解説した。

そのうえでサイトの運用にあたって、「企業には業界外のメディアに対しても企業の広報活動を行うことのできる自力をつけてもらいたい。CSRは単に社会貢献活動というだけではなく、企業の永続性を担保するもの。企業活動の方針を誰もがわかるかたちで表現していく必要がある」と述べ、国際的ガイドライン「ISO26000」に基づいたCSR活動をパチンコ業界でも実施していく必要性を強調した。

説明会では参加者を対象に、CSRコンサルティングのファイブ・シーズ執行役員の西坂洋一氏を外部講師として招き、セミナーを開催。同氏は、CSRの基本概念や課題、他業種の実例を挙げ、「ISO26000に準拠することで自社のCSR活動の棚卸しが可能になる。企業の本業を活かした社会貢献活動が一番良い」と説明した。

[2015年10月22日・日刊遊技情報]

ゲンダイエージェンシー株式会社

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