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平和、2016年3月期第2四半期決算短信を発表 ~販売台数増で増収となるも、売上原価上昇により減益

平和は11日、2016年3月期第2四半期決算短信[日本基準](連結)を発表。13日には決算説明会資料を公表した。

遊技機事業では累計で、「CRルパン三世 I’m a super hero」11万6945台をはじめ、パチンコ17万3596台、パチスロ3万482台を販売。前年同四半期比で9034台増加したことなどにより売上高では増加した。その一方で利益面では、「CRルパン三世 I’m a super hero」で専用本体を使用するなど、パチンコ、パチスロともに売上原価が上昇したために対前年同四半期比で減少した。「CRルパン三世」以外の第2四半期での販売台数実績は、「CRキャッツ・アイ」2万3307台。ゴルフ事業では8月1日付で連結子会社であったPGMホールディングスを株式交換により完全子会社化している。

連結経営成績(累計)は、売上高1196億2000万円(対前年同四半期増減率プラス7.8%)、営業利益264億4600万円(同マイナス7.7%)、経常利益258億9600万円(同マイナス8.3%)、四半期純利益192億4800万円(同プラス6.5%)。直近に公表されている業績予想からの修正は行われていない。

遊技機事業における販売台数計画は、パチンコで第2四半期累計実績4機種17万3596台に対し通期計画8機種26万台(達成率66.8%)、パチスロで第2四半期累計実績1機種3万482台に対し通期計画5機種10万台(達成率30.5%)。

ゴルフ事業では、第2四半期に上陸した大型台風の影響によりゴルフプレーの需要に影響を及ぼし、同社のゴルフ場にも被害を与えた。しかしながらM&A戦略に基づき新規に取得したゴルフ場や運営受託を開始したゴルフ場が業績に寄与したことに加えて、会員権販売で24ゴルフ場で年間募集計画を上まわるなど好調に推移したことから、売上高では前年同期比で同水準を維持した。

[2015年11月17日・日刊遊技情報]

株式会社平和
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