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平和、2016年3月期第3四半期決算短信を発表 ~遊技機事業・ゴルフ事業ともに好調で増収増益

平和は9日、2016年第3四半期決算短信[日本基準](連結)を発表した。遊技機事業、ゴルフ事業ともに好調な実績をおさめ、前年同期比で増収増益を達成した。特にパチスロ販売による利益が、専用筐体を用いた「CRルパン三世 I’m a super hero」販売による利益減少分を補った。通期計画では、パチンコ1機種の販売を来期に変更したものの、進捗率は売上高80.6%、営業利益102.8%となっており、営業利益ではすでに計画値を達成した。

連結経営成績(累計)は、売上高1733億9000万円(対前年同四半期増減率プラス14.9%)、営業利益390億7800万円(同プラス8.3%)、経常利益382億8000万円(同プラス8.2%)、四半期純利益283億2100万円(同プラス33.2%)。直近に公表されている業績予想からの修正は行われていない。

第3四半期累計での遊技機の販売実績は、パチンコ6タイトル19万5069台(前年同期累計実績よりマイナス5515台)、パチスロ3タイトル8万6192台(同プラス3万7241台)、計28万1261台(同プラス3万1726台)。第3四半期に販売した主なタイトルと販売台数は、「CRA TOKIO PREMIUM」6857台、「CR熱響!乙女フェスティバル ファン大感謝祭LIVE」1万1889台、「パチスロルパン三世 ロイヤルロード 金海に染まる黄金神殿」3万8944台、「パチスロ ガールズ&パンツァー」1万7500台。通期計画における販売台数は、パチンコ26万台(第3四半期累計期間の進捗率78.1%)、パチスロ10万台(同86.2%)。

ゴルフ事業では、第3四半期の好天・暖冬によりゴルフ場来場者数が堅調に推移したことに加え、東北地方のゴルフ場が降雪の影響を例年に比べ受けなかったことが売り上げに貢献。過去最高の売上高を確保した。

セグメント別の累計実績では、遊技機事業が売上高1090億2600万円(前年同期増減率プラス24.0%、通期計画進捗率80.6%)、営業利益283億5900万円(同プラス9.4%、97.5%)、ゴルフ事業が売上高624億9100万円(同プラス2.4%、80.8%)、営業利益133億4400万円(同プラス5.0%、112.1%)。

[2016年2月17日・日刊遊技情報]

株式会社平和

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