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全日遊連、沖縄での車内放置事故を受けて緊急通達を発出

全日本遊技事業協同組合連合会(全日遊連)は24日、「ホール駐車場で車内放置の乳児死亡を受け子ども事故防止対策の徹底について」と題した「緊急通達」を傘下の各都府県方面遊協に向け発出した(「全日遊連発第146号」)。組合員である沖縄県内のホール駐車場において6月10日、軽ワゴン車内に放置された生後5カ月の乳児が熱中症により死亡するという事案の発生を受けたもの。

この通達では傘下ホールに、ホール駐車場の確実な巡回確認と効果的な店内放送の実施の徹底を求めた。そもそもホールは、子ども連れの客の駐車場そのものへの入場禁止を定めている。とはいえ今夏も事案は発生してしまっており、スモークガラスや日よけシートの使用により外部から車内が見えにくい場合があることから、目と耳を十分に活用し懐中電灯を用いて1台1台着実に車内点検することに留意するよう要請した。

沖縄県遊協では事案発生を受け、臨時総会を開催。傘下組合員に対して事故の概要報告を行うとともに、事故防止の徹底に向けた緊急通達を発出した。また今後、各店舗の駐車場巡回要領について実地指導を行うとのことである。

[7月29日・日刊遊技情報]

全日本遊技事業協同組合連合会(全日遊連)

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