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3月に閉鎖したパチンコホールは55店舗に上る、依然として閉店ラッシュは継続中

ビル老朽化建て替え準備の為ため閉店した『コスミック八王子本店』

2022年はパチンコ業界にとって文字通りの転換期といえる。いわゆる「5号機問題」で揺れた2007年以来となる大きな規則改正が、その主因であることは周知の通りだ。そこにコロナ騒動が追い打ちをかけたことで2021年中には600軒程度のパチンコホールが閉鎖を余儀なくされていた。

その動きは本年1月に大きく加速。年明けから月末までの一カ月間で、150軒前後のホールが閉店・休業を選択していたものだ。これは文字通り「近年最大級の閉店ラッシュ」だったと評せる。

そしていよいよ完全新規則機時代へと突入した2月。大手ホールも含めて多数の店舗でべニア対応がみられたことは記憶に新しいところだろう。当然のように閉店を選ぶパチンコホールも多数あって、2月中の閉鎖店舗は50軒ほどとなっていた。

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このように1月・150軒、2月・50軒のパチンコホールが閉鎖となったことで、(年度末となる)3月期における閉店ニュースにも引き続き注目が集まったもの。果たして減るのか増えるのか。多少意見は分かれるところだったが、結局3月中に確認された閉鎖ホール数は現時点で「55軒」という集計結果になっている。

月の半ばまでは明らかに少なくみえたものの、やはり月末にかけて閉店告知が急増。最終的には2月期と比較して微増という状況だ。なお、弊社が裏取り(確認)出来ていない店舗もまだ相当数残っているため、2月を上回ったこと自体は間違いない。これにて本年の3カ月間で、少なくとも250店舗以上が実質的な閉店となった次第である。

ちなみに閉鎖店舗の内訳をみると、やはりというべきか、小規模ホールが目立つ。55軒中35店舗が総設置台数300台以下となっていた。そんな中で最多台数だったのは東京都八王子市にて営業してきた『コスミック八王子本店』。同店は「JR八王子駅」の北口から徒歩5分ほどの場所に店舗を構えており、総設置台数は961台の大型ホールである。八王子といえば「コスミック」、そう評された時代もあったほどの老舗店舗だった。ホームページ上では「ビル老朽化建て替え準備の為」と閉店理由が記載されていたものである。

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また、都道府県別にみると「大阪府」が7軒で最多となっていた。大阪などでは一部の旧規則機について設置期間が残っていたため、依然としてパチンコCR機やパチスロ5号機が遊技可能なケースも散見する。ただし、そうした旧規則機においても順次期限を迎えていくことから、少し遅れて閉店ラッシュが始まることも懸念されていたのだった。

このように、3月も閉店ホールが続出している状況に変わりはない。そして4月の前半にも(キコーナグループの9店舗一斉閉鎖など)既に多数の閉店告知が見られている。パチンコホール受難の時代はまだ始まったばかり。2022年末には果たして何店舗が生き残っているのだろうか。


コメント:139件 コメントを書く

  1. マルハンを潰したい一心です。

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  2. ここまで恨みを買ってる業種ないよな(笑)

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