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【パチンコ経営企業分析】パチンコの新台を最も積極的に導入しているのは東京都、2023年2月度の新台導入評価(パチンコ編)

今回は2022年9月から2023年2月までの直近6カ月間のパチンコ新台導入評価を元に考察を行っていく。

上位500店舗が該当する「S」評価店舗数が20店舗以上ある都道府県は下表の通りだ。

都道府県 店舗数 S店舗 前回 差分
東京都 501 67 65 +2
神奈川県 343 41 42 ▲1
大阪府 460 41 45 ▲4
愛知県 367 38 46 ▲8
埼玉県 297 31 32 ▲1
福岡県 260 25 27 ▲2
千葉県 264 25 25 0

この表を見ていくと、「S」ランク店舗数が最も多い東京都は前月よりも増加しているのだが、それ以外の上位店舗は軒並み減少している。特に「愛知県」の減少数が大きく、前回集計時よりも8店舗も減少していた。

また、その他10店舗以上ある都道府県は、茨城県(16店舗)、熊本県(14店舗)、福島県(14店舗)、岡山県(13店舗)、静岡県(12店舗)、兵庫県(11店舗)、鹿児島県(10店舗)、北海道(10店舗)となる。

逆に1店舗も該当しない県は前回の3県から1件減少し、2県が該当した。

では、「S」ランク店舗の比率が高い都道府県を見ていく。

比率が10%を超えている都道府県は下表の通りとなる。

都道府県 店舗数 S比率 前回
東京都 501 13.4% 12.7%
熊本県 107 13.1% 7.3%
岡山県 101 12.7% 9.8%
神奈川県 343 12.0% 12.2%
福島県 126 11.1% 7.9%
埼玉県 297 10.4% 10.7%
愛知県 367 10.4% 12.5%
宮崎県 90 10.0% 10.0%

この表の結果、「東京都」は「S」ランク店舗数だけでなく、「S」ランク店舗比率も最も多かったので、パチンコの新台を最も積極的に導入していると言えよう。その一方で、「熊本県」「岡山県」「福島県」の3県の「S」ランク店舗の比率が大幅に増加していたのも特徴的である。

各県に、「SB Good Industryグループ」「日光商事グループ」「中原商事グループ」といった積極的に導入する企業がいることも、「S」ランク店舗比率が大幅に増加した一因なのだろう。

半年間の実績を元に、上位500店舗を「S」ランクに設定しているので、長期間定期的に新台を導入していないとランクは変動しない。その中で、今回比率が大幅に増加した県が出たように、都道府県によって新台の導入のスタイルが変化しつつあるのかもしれない。


コメント:1件 コメントを書く

  1. ただの産業廃棄物だろ

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