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サン電子、2017年3月期第2四半期決算短信を発表 ~先行開発投資が響き赤字に転落

サン電子は4日、2017年3月期第2四半期決算短信[日本基準](連結)を発表した。

 

第2四半期連結の業績(本年4月1日から9月30日)は売上高112億7400万円(対前年同四半期増減率マイナス1.4%)、営業損失6500万円(前年同四半期は1億4700万円の営業利益)、経常損失1億9000万円(前年同四半期は4500万円の経常利益)、純損失2億3800万円(前年同四半期は1億5200万円の純利益)。

 

売上高に関してはエンターテインメント関連事業の一部製品の販売を前倒ししたことで、計画を上回って推移。また通信機器およびIoTソリューションの販売では、施設管理向けおよびセキュリティ向けの販売が好調で、ほぼ前年同期並みとなった。しかしパチンコ遊技機の撤去回収問題などにより、業界の収益環境が悪化。ホールが投資に対して慎重な姿勢になっていることから、新機種に係るホールシステム市場が影響を受け、関連事業が厳しい状況で推移。

 

またモバイルデータソリューション事業での人員増加に伴う固定費負担の増加、新規事業への先行開発投資などが響き、赤字に転落した。
ただし通期の連結業績予想は、期初予想を据え置くとしている。

 

[2016年11月10日・日刊遊技情報]

 

サン電子株式会社

 

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