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藤商事、2017年3月期決算短信を発表 ~約20億円の赤字

藤商事は12日、2017年3月期決算短信[日本基準](非連結)を発表した。

 

2017年3月期通期の経営成績は、売上高329億5300万円(対前期増減率マイナス13.7%)、営業損益22億7100万円(前期は20億3500万円の営業利益)、経常損益22億8000万円(前期は20億5200万円の経常利益)、当期純損失19億4400万円(前期は12億3700万円の純利益)。約20億円の赤字となった理由として、「検定機と異なる可能性のあるぱちんこ遊技機」の撤去により一時的に入れ替え需要は活性化したものの、第3四半期に各メーカーの販売機種が集中したことで厳しい商戦を強いられ、当初の販売計画を下回る販売台数になったこと。またパチスロにおいては当事業年度の発売が1機種に留まったことなどを挙げた。

 

販売台数はパチンコが9万6600台(前期比プラス4200台)、パチスロが1200台(同マイナス1万7200台)で、主要タイトルの販売実績は「CR遠山の金さん 二人の遠山桜」が2万4500台、「CR仄暗い水の底から」が2万台、「CR緋弾のアリアⅡ」が1万台、「パチスロ ロリポップチェーンソー」が1100台となっている。

 

あわせて発表された2018年3月期通期の連結業績予想は、売上高500億円(対前期増減率プラス51.7%)、営業利益25億円、経常利益25億円、当期純利益17億円としている。

 

[2017年5月30日・日刊遊技情報]

 

株式会社藤商事

 

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