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【パチンコ経営企業分析】年間新台導入台数はパチンコ・パチスロともに2022年よりも増加、「アンダーツリーグループ」の店舗数・台数推移

今回は全国で3番目に店舗数が多い「アンダーツリーグループ」の店舗数・台数推移をみていく。

「アンダーツリーグループ」における営業店舗数は現在140店舗。2023年末と2022年末における店舗数・台数比較をすると下表の通りとなる。

アンダーツリーグループ店舗数推移
23/12 22/12 差分 増加 減少
店舗数 140 144 ▲4 3 7

※増加は「新店」・「長期休業明けリニューアルオープン」・「事業継承による取得した店舗」を含む
※減少は「閉店」だけでなく、「休業中」・「改装中」に変更した店舗を含む

アンダーツリーグループ台数推移
23/12 22/12 差分 比率
P通常貸玉 28,059 28,917 ▲858 97.0%
P低貸玉 22,002 22,169 ▲167 99.2%
S通常貸玉 26,156 24,494 +1,662 106.8%
S低貸玉 4,861 5,381 ▲520 90.3%
全体 81,078 80,961 +117 100.1%

※設置台数は公開されている貸玉別の台数の合計値

このように、ここ1年間では店舗数は減少したものの設置台数は増加しているように、1店舗あたりの設置台数は増加傾向にある。

また店舗数の増減の内訳においては、『キコーナ青木店』と『キコーナ府中店』が夏過ぎに改装のため休業し、年末にリニューアルオープンを行っているので同一店舗で増加・減少にそれぞれ該当している。

続いて新台(※)の導入状況を見ていく。

通常貸玉の設置台数は他社を大きく引き離しているので、新台導入台数も非常に多い。

アンダーツリーグループ新台導入推移
23/12 22/12 差分
パチンコ 21,256 19,024 +2,232
パチスロ 11,922 9,199 +2,723
全体 33,178 28,223 +4,955

※新台は導入日から4週以内に導入したもののみとする

このように、年間新台導入台数はパチンコ・パチスロともに2022年よりも増加。その結果2023年度は約5,000台新台導入台数が増加しており、1台あたり42万円換算で算出すると21億円の増加となった。

しかしながら店舗別にみていくと、下表の通り直近の新台導入評価(2023年7月~2023年12月の6カ月間の評価)では、上位2ランクの「S」「A」ランクの店舗数はそれほど多くなく、グループ内においてメリハリのついた新台戦略がとられていると思われる。

アンダーツリーグループ新台導入評価
パチンコ パチスロ
店舗数 15 13 16 9

次に、資産価値額を見ていくが、パチンコ・パチスロともに平均値を下回っていた。

アンダーツリーグループ資産価値
パチンコ パチスロ
アンダーツリーグループ 177,142 265,619
平均 191,375 283,983
差分 ▲14,233 ▲18,364

ただし店舗別にみていくと、平均値を超えている店舗は1,000台以上の大型店舗に多く、大型店舗中心の営業スタイルを行っているといえよう。

設置台数の推移を見ていくと、パチスロに注力している様子が見受けられるものの、新台導入台数はパチンコも2022年を上回っていた。今後も新台導入のペースは上がっていくのだろうか。


コメント:2件 コメントを書く

  1. ガイアの次はキコーナ

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  2. 早く逝ってね〜!仲間のガイヤさんが、手招きしてるよ!(笑)

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