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【パチンコ経営企業分析】2024年4月度における新台最多導入店舗は『グランキコーナ堺店』だった

先日、パチンコとパチスロの月間導入上位機種を見ていったので、今回は4月度における各店舗の新台(※1)の導入台数を見ていく。

「P牙狼11~冴島大河~XX」が最多に、2024年4月度の導入状況(パチンコ編)
「押忍!番長4」がパチンコも含めて唯一の2万台超え、2024年4月度の導入状況(パチスロ編)

まずは、2023年と2024年の1月から4月までの各月ごとの新台導入台数。

2023年月間新台導入台数
全体 パチンコ パチスロ
1月 101,370 94,188 7,182
2月 142,496 116,899 25,597
3月 86,832 56,436 30,396
4月 147,593 63,318 84,275
4カ月計 478,291 330,841 147,450
2024月年月間新台導入台数
全体 パチンコ パチスロ
1月 93,452 53,763 39,689
2月 76,377 25,924 50,453
3月 85,572 51,599 33,973
4月 125,364 69,942 55,422
4カ月計 380,765 201,228 179,537

このように昨年同時期と新台導入台数を比較すると、パチスロは3万台以上増えているものの、パチンコが約13万台の減少となっており、全体で約10万台の減少となった。今回、独自の新台の定義による集計を行っているので、「e Re:ゼロから始める異世界生活 season2」の増販分は含まれていないものの、それでも今回における同機種の導入台数は約14,000台なので、これを加味しても昨年同時期と比較してもパチンコの新台導入台数は激減している。

次に店舗別の新台導入台数を見ていくが、4月度で最も多かったのは、『グランキコーナ堺店』であった。

4月度新台導入台数上位店舗
店舗名 総台数 導入数 P導入数 S導入数
グランキコーナ堺店 1,817 257 147 110
アミューズ浅草店 955 223 113 110
やすだ大和店 1,108 211 144 67
123+N湖南店 1,111 197 101 96
ZENT名古屋北店 2,106 197 113 84
nikko1500広島店 1,502 196 120 76
nikko大分中央店 2,113 187 126 61
ZENT岡崎インター店 1,530 183 113 70
キクヤ堺本店 1,515 172 92 80
キング観光サウザンド名古屋駅柳橋店 1,515 167 106 61

※新台導入台数上位50位までの店舗はこちらに掲載中
※またそれ以外全店のデータの閲覧を希望される場合はお問い合わせフォームよりご連絡ください

このように連休前にグランドオープンした店舗のうち、『アミューズ浅草店』、『123+N湖南店』、『キクヤ堺本店』の3店舗がトップ10に入っていた。

さて次回集計時にはこれらの店舗は再びランクインするのだろうか。

[文・構成/情報島編集部]

※1:新台は導入日から4週以内に導入したもののみとする
そのため今回の集計に「e Re:ゼロから始める異世界生活 season2」の増販分は含まれていない


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