【パチンコ経営企業分析】「パチンコ」と「スロット」、今夏グランドオープンした店舗の設置台数を全て足すと多いのはどちらだろうか

先週末にかけて多くの店舗がグランドオープン・リニューアルオープンを行ったが、改めて8月以降にグランドオープンした店舗および1カ月以上の改装期間を経てリニューアルオープンした店舗を記していきたい。

この各店舗の設置台数をパチンコ・スロット別に足していくと、パチンコ：6,437台、スロット：6,683台となり、スロットのほうが多かった。これについては3軒のスロット専門店がオープンしたことも大きいが、併設店であっても14店舗のうち5店舗においてスロットがパチンコの台数を上回っている。

さらに、7月末時点と直近の設置台数推移を見ていくと、

このように明らかにスロットに偏っていた。

新規店舗の台数にそれほど差はなかったことから、この時期に既存店舗はスロットを増台した店舗が多いのだろう。

8月に導入が開始された「ｅ北斗の拳１０」と「ＰＦ機動戦士ガンダムユニコーン　再来‐白き一角獣と黒き獅子‐」はともに2万台以上設置されているのだが、スロット重視の流れは変わらないのだろう。

[文・構成／情報島編集部]