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【パチンコ経営企業分析】7月度における最も新台を導入したパチンコホールは『キクヤ堺本店』 ~店舗別新台導入状況2024年7月度

『キクヤ堺本店』

少し前になるが、パチンコスロットの月間導入上位機種を見ていったので、今回は7月度における各店舗の新台(※1)の導入台数を見ていく。

まずは、2024年の1月から7月までの各月ごとの新台導入台数を記していくと

2024月年月間新台導入台数
全体 パチンコ スロット
1月 93,452 53,763 39,689
2月 76,377 25,924 50,453
3月 85,572 51,599 33,973
4月 125,364 69,942 55,422
5月 58,082 22,722 35,310
6月 91,838 52,214 39,624
7月 126,819 38,792 88,027
7か月計 657,504 315,006 342,498

このように7月の導入台数は2024年に入り最も多い12.6万台だったが、そのうち約7割にあたる8.8万台がスロットとなり、7カ月間における合計導入台数もパチンコよりもスロットのほうが多くなっていた。

ちなみに、ここ数年間の同時期におけるパチンコ・スロット別導入台数は、

年度別1~7月における新台導入台数
全体 パチンコ スロット
2021年 738,181 536,884 201,297
2022年 730,202 491,455 238,747
2023年 844,802 544,468 300,334
2024年 657,504 315,006 342,498

このようにスロットの新台導入台数は増加傾向にあるものの、パチンコは2023年7カ月間累計値と比較すると約23万台減少していた。つまりパチンコは2023年より毎月3万台以上新台導入台数が減少していることになる。

それでは店舗別に見ていくとどうだろう。

7月度新台導入台数上位店舗
店舗名 総台数 導入数 P導入数 S導入数
キクヤ堺本店 1,515 226 49 177
キング観光サウザンド栄若宮大通店 1,515 225 68 157
丸之内ヘリオス1000竹原 1,594 208 64 144
プレイランドキャッスル熱田店 1,620 196 70 126
ZENT名古屋北店 2,106 196 59 137
キング観光サウザンド津店 1,307 186 54 132
キング観光サウザンド名古屋駅柳橋店 1,515 186 74 112
グランキコーナ堺店 1,817 185 62 123
ともえセン南駅すぐよこ店 1,644 173 58 115
キクヤ穂積店 1,242 159 39 120
ナショナル会館 1,512 159 56 103

※新台導入台数上位50位までの店舗はこちらに掲載中
※またそれ以外全店のデータの閲覧を希望される場合はお問い合わせフォームよりご連絡ください

このように、パチンコ・スロット別導入台数を見ても明らかだったように、導入台数上位店舗を見ると各店舗ともスロットも導入台数が圧倒的に多かった。7月に最も導入されたのは、唯一2万台以上の「e花の慶次~傾奇一転」であったが、パチンコにおいて同機種以外の導入はそれほど積極的ではなかったのだろう。

しかしながら8月は「e北斗の拳10」と「PF機動戦士ガンダムユニコーン 再来‐白き一角獣と黒き獅子‐」がすでに2万台以上導入されている。さすがに8月だけで見るならスロットよりもパチンコのほうが新台導入台数は多くなると思うが、どのようになるのだろうか。

※1:新台は導入日から4週以内に導入したもののみとする

[文・構成/情報島編集部]


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