【パチンコ経営企業分析】店舗数は前月比マイナス26店舗、設置台数は10,502台減少　～パチンコ店の店舗数・台数推移（2024年9月）

今回は本年9月までの店舗数並びに遊技機設置台数の推移を見ていきたい。

まずは店舗数推移から見ていくと、下表の通りとなる。

このように9月末時点での店舗数は、8月末と比較すると26店舗の減少となった。

ちなみに、2023年の店舗数推移を見ていくと、

このように9月末時点における減少店舗数は51店舗であることから、昨年よりも店舗数の減少ペースは落ちていると言えよう。

続いて台数推移は下表の通り。

このようにスロットの台数も減少に転じた結果、全体でも1万台以上の減少となった。

また、9月末時点におけるパチンコ通常貸玉の設置台数は1,003,365台で、8月末より4,016台の減少となっており、100万台を下回るところが近づいているといえよう。

店舗数の減少スピードは昨年よりも鈍化しているが、2024年も残り3カ月でどのような動きになっていくのだろうか。

[文・構成／情報島編集部]