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編集こぼれ話「流行る流行らないの差、『可能性の獣』にしてやられた年」

第3位、ハズレと言えば9割9分正解だったけど

第3位は唯一予想をハズしたパチスロ「バイオハザード7」だ。6号機だしリゼロタイプだし、導入前に試打もしたけどゲーム数管理とか頑張っててもやっぱり6号機だし、といつもの6号機と同じ様に9割9分のハズレ区分にしていた。

しかし導入後の評価は予想外だった。自力感の強さや程よい演出バランス、出玉の塊をつくりやすいメインATや設定の見切りづらさ。なるほど、他の雑な高純増タイプを打つよりよっぽど面白い。いくら設定が入っているからって「Re:ゼロ」はもう勘弁してくれよという流れを断てた点でも今年1番のパチスロだったと思う。またコンテンツも万人受けするタイプだったというのが大きい。萌系アニメはちょっと…とか、実写はうーん…と首を捻る方もいらっしゃるとは思うが、ホラー系は行き過ぎてなければ全年齢対象だ。サメとゾンビと吸血鬼はいつの時代もみんなの人気者だからね。

しかし結局は6号機。人気だからと同機を1BOX入れて営業は流石にムリだし、旧規則機があるならそちら優先となる。似たようなスペックでさらに完成度を高めてもコンテンツ的に同機を越えられない気がする。間違いなく良い機械ではあるのだがパチスロ自体の落ち込みに敵わないのだ。これでムリならどうやったらパチスロが復活するのだろかなと6.0号機の限界を感じた機械でもあったし、6.1以降ならもっといい機械が出るかもと期待させてくれる機械だった。

その後もっといい機械は出たのか?9割9分の打率がもっと上昇したような気がする。

番外だったり予想通りだったり

全部ハズレと言えば9割打者なんだから当りの予測はどうだったんだとなるが、「P牙狼 月虹ノ旅人」は流石に流行ると踏んでいた。しかし導入当初の盛り上がりは正直予想以上だったこともあり、ある意味予想をハズした機械である。

その前に出た「ウルトラマンタロウ2」は予想通りの結果だっただけにちょっと「牙狼」も心配していたところではあるが、自分の予想なんて本当になんの影響もないものなのでどちらにしても流行ってくれればそれでいい。それに貢献週や償却を含めた予想とかではなく、流行る流行らないというだけの話。まあその辺りを含めても的中率だけ上げる手段はあるが。

2021年はどちらかというと予想外だった機械が多かった年だ。それでも基本的にハズレ予想をしておけば当る酷い状況。来年こそは全部ハズレと言う9割打者に通用するボールが増えてほしいところ。

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  1. それでも❗

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